マイオドンティク・フィロソフィー




 マイオドンティク・フィロソフィーが、l97l年ハーリーN・クーパーマン先生により日本に紹介されて33年が経過いたしました。その間ゆっくりではありますが、会員の臨床を中心に確実にその足跡を残して参り、l977年に発表されたU・T・M・S(舌-口蓋垂不正姿勢症候群)はCooperman-MIURA Syndromeとして1990年米国のリッピンコット社のDictionary of Medical Syndromesに記載され、大きな反響を呼んでおります。また米国のノーベル医学賞を受賞したアルバート・シャッツ博士も、マイオドンティクスの普及に力を入れ、自らMyodontic Newsを発行し、米国の様々な政府機関にこの考え方の導入を呼びかけています。
 我々が常に言い続けてきた正常とは何か? また本質とは何か?という基本的な考え方は、単に咬合という問題ばかりではなく出生から死に至る人類生物学的な流れのなかで、頭蓋における水平面であるHIP−Planeを基準に、新しい歯学として様々な応用が成されてきました。
 それは、小児から成人に至る発達歯科であり、ペリオ、フルマウスのリコンストラクション、総義歯、スポーツ歯学……であり、顎関節症、睡眠障害、不定愁訴、身体の歪みなど顎口腔系から派生する様々な病態生理の解決であります。このようにマイオドンティクスは、乳児期から総義歯に至るまで、一貫した考えのもと、予防から、治療、啓蒙を行っています。
  マイオドンティクスのフィロソフィーに一度ふれられてみませんか。いろいろな疑問にこたえることができると思います。